こんにちは!北九州モデルハウスのスタッフよりお届けします!
斉藤工務店の設計から生まれる体験
家をつくるとき、多くの人は「間取り図」からスタートします。
でも、実際にその空間に立ってみると、図面では想像できなかった感覚に包まれることがあるのです。
それは、光の入り方だったり、視線の抜け方だったり、歩く先にふと現れる風景だったり。
今回は、そんな“心がふっと動く瞬間”を生み出す斉藤工務店の空間づくりについてお話しします。
◆ 川の流れに、自然と目が向くリビング

あるお住まいは、川のほとりに建っています。
私たちは、あえてリビングの天井を少しだけ低くし、
そのかわりにサッシの横幅を大胆に広げました。
すると、自然と視線は外へ――
川の流れ、揺れる草木、空の光に目が引き寄せられ、
気づけば心がスッとほどけていくような空間が生まれたのです。
「何もしていないのに、ただここにいるだけで気持ちが整うんです」
そう話してくださったご家族の言葉が、今も忘れられません。
◆ 突き当たりの先に、緑を置くという設計

動線の“突き当たり”に何を置くか。
それは空間の奥行きを決める、とても大切な要素です。
私たちが取り入れたのは、外部の小さな緑のスペース。
そこに明り取りを兼ねた窓を設けることで、
家の中にいても常に“自然の気配”や “季節の移ろい”を感じられるようにしました。
木漏れ日の中にふと視線が届くたび、
「閉じていない」という安心感が心に広がります。
◆ 月のような光が、誘う場所になる

もうひとつ、印象的だったのがある照明の配置です。
お施主さまが大切にされていた、まるで月のような優しい丸い照明。
それを、目線より少し高い位置に、壁付けで設置しました。
通路を歩くと、自然とその“やわらかな光”のある方へ導かれる。
光と影のコントラストが空間に「陰影」を生み出し、
まるでそこに呼ばれているような感覚になるのです。
建築は、案内されることなく誘われるもの――
そんな言葉がぴったりの場面でした。
◆ 図面だけでは、伝えきれない

どれも、間取り図だけでは見えない工夫ばかりです。
でも実際にそこに立つと、
「なんだか落ち着く」「ここにいたくなる」という気持ちが自然に湧いてきます。
私たちは、そんな“感覚としての居心地”を大切にしています。
それは、「ただ性能がいい家」ではなく、
「帰ってきたくなる家」をつくるために欠かせない視点だと考えています。
◆ 最後に|あなたにとっての"心地よさ"は、どこにあるでしょう?

「この窓から見える景色が好き」
「ふと見上げた先に、やさしい灯りがある」
「歩くたびに、風の通り道がわかる」
そんな“小さな気づき”の重なりが、
住まいを“暮らしの風景”に変えていきます。
斉藤工務店では、
図面だけでは語り尽くせない設計の工夫と、
お施主さまの“好き”を大切にした家づくりをしています。
「間取り図を超えた提案がほしい」
「もっと感覚に寄り添った家を考えたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
“心に触れる空間”を、いっしょにカタチにしていきましょう。