麦わら帽子の家
「家屋+畑」という日本の伝統敵なあり方を、 農家であるお施主様のライフスタイルと合わせて設計しました。
畑、土間、板間といった空間を、 それらが持つ公私的特性をもとに入れ子状に配置していくと、 畑を生活の一部とした放射状の生活スタイルが現れてきます。
その入れ子の中央部に、麦わら帽子をかぶせるようにそっと屋根をおくことで、 伝統的家屋にも似たフォルムが各空間を立体的にひとつに繋げています。